恋する乙女には、もうなれない


 フェアは、恋する乙女シリーズには興味がない。
 冒険ものの方が好きだとか、そんな時間があったら料理の本を読むとかいろいろあるが、一番の理由は恋をしたことがないからだ。
 わからないものを読んだって、ちっとも面白くない。
 むしろ恋する乙女が悩んだり迷ったり運命に翻弄されたりしているあらすじを聞くと、気持ちがわからないだけにただ焦れったくて、主役の乙女にも相手の男にもイライラする。
 その焦れったいところがいいのだなどと言われると、自分から苦しみたいなんて変な趣味だと思ってしまう。
 それでも、恋すること自体に興味がないのかといえば、それは違うのだ。
 むしろ、恋をしてみたい。
 だからその男に誘われた時、フェアはためらわずに行くと返事をした。
 彼はいつも食事に来るお客さんで、特に言葉を交わしたことはなかったが、リシェルに言わせるとかなりいい男らしい。
 もちろん性格などはわからないから、顔と、それからたぶん金払いの良さだろう。
 フェアから見ると、金払いはともかくとして、容姿の方は特別良くも悪くもない。  
 それに誘われたのは片付けも終わる時刻で、こんな時間に呼び出す男が何を考えているのかくらいはわかる。
 それでも、女の子として扱われることの嬉しさが優先された。
 もしかしたら、恋が始まるかもしれない。
 始まったらそのまま突っ走ればいいんだから問題ないし、始まらなかったら帰ればいいだけ。
 幸い、自分の身を守って有り余る戦闘力だから不安はない。
 恋をしたい乙女としてそれはどうなのかと馬鹿親父に文句を言いたくなるが、誰にも引き止められずに抜け出せたのはそのおかげだ。
 待ち合わせたのは防具加工の店から少し行った街角で、それからいわゆる雰囲気のいい酒場へ行った。
 周り中カップルだらけの店の主人は、前もって男と打ち合わせ済みなのか、それとも店へ来たからには老若男女分け隔てなく押し付ける主義なのか、甘い香りのする果実酒を黙って出した。
 見るからに飲みやすそうだが、そこは同業者。
 これをジュースの感覚で飲んだらどうなるかはもちろん、銘柄まで一目でわかる。
 しかし、ここは少し騙されておくべきかと思って、半分ほど飲んでみた。
 一時間ほど他愛ない話をして、馬鹿親父に似てしまったせいかアルコールは少しも回らなかったのに、周りの雰囲気に酔ったような気分になったころ、そろそろ出ようか、と、男が言う。
 人気のない裏路地で夜風に吹かれて、君は本当に可愛いね、とかなんとか囁かれて、抱き締められて口付けをされる。
 そこまではなんともなかった。
 なんともなかったことがすでに問題だったと気付いたのは、男のぬめっとした生温かい舌が、固く結んだフェアの唇をこじ開けようとした時だ。
 気持ち悪さに鳥肌が立つ。
 最初はそれでもやんわりと押し退けたのだが、腰に回された腕の力がさらに強まったから、居候から習った足技を掛けて擦り抜けた。
 男は一瞬何がどうなったかわからないような顔をして、それでもまた抱き締めようと迫ってくる。
 仕方がないので、力の限り突き飛ばして走って逃げた。
 家へ戻ると、もう灯りは消えている。
 まだ唇に残っている気持ち悪さと、自分に対する苛立ちと、それに後悔と失望と全力疾走したために回ってきた酔いのせいとで、今なら大声を挙げて泣けそうだ。
 とにかく顔を洗おうと手探りで厨房へ行ったら、普段ならあり得ない転び方をした。
 まずイスが倒れて積み上げた野菜カゴに当たり、野菜カゴが崩れて棚の引き出しを引っ掛け、引き出しからこぼれた堅い実という堅い実が、鍋やフライパンに雨あられと降り注ぎ、ものすごい音を数秒間響かせ続けた。
 何かが肩へ当たった鈍痛に耐えていると、ふいに周囲がぼんやり照らされて、痛みの原因が加工肉の塊だったとわかる。
「ずいぶんと賑やかなご帰宅ではないか、店主殿」
 最悪だ。  
 どうせ気配とかで知れてしまうにしろ、こうまで大々的に主張したくはなかった。
 フェアは恐る恐る、声の主を仰ぎ見る。
「はっはっは!」
 ところが、セイロンはいきなり陽気な笑い声を挙げた。
 今度こそ本気で泣きそうだ。
 いや、もう泣いているかもしれない。
「ひどいよ、もう……」
 うめくように言ったら声は止んだが、口元から目障りな笑いは消えていない。
「叱られるとでも思ったのかね?」
 座り込んだままの頭上から、からかいの言葉が追討ちの威力で振ってきて初めて、フェアは正に自分がそう思っていたのだと知った。
 確かに彼は父親でも兄でもないが、年頃の娘が真夜中に帰ったのだ、友人にしたってせめてもう少し気にしてくれるとか、少なくとも笑うことはないではないか。
「身内なんだから、心配くらいしてくれたっていいじゃない」
「そなたの様子を見れば、何もなかったことがよくわかるものでな」
「だったらなぐさめるとかしてくれたっていいでしょ!」
 普段なら考えもしないことを口走る。
 しかしどうしてこんなことを言っているのかと思いながらも、酔いが回った体は言葉も気持ちも何一つ自由にならない。
「それに全然なにもなかったわけじゃないし。セイロンにとってはなにもなかったようなもんかもしれないけどさ」
 言葉にして、あの嫌な感触を思い出してしまったから、思わず唇を押さえた。
 そんな自分を、セイロンが無表情に見下ろしている。
「……あ、」
 その視線に気付いて、急速に酔いが覚めた。
 床に座り込んだままで駄々をこねて言わなくていいことまで言って、おまけになんてわかりやすい動作をしているのかと、恥ずかしくなる。
 きっと、思いっ切り呆れているに違いない。
 笑われている方がまだマシだ。
「わ、わたし、もう寝るよ! なんか酔っちゃったみたいでなに言ってるんだか、あの、だからその、忘れてよねっ!」
 あまりにも慌てて起き上がり、少しでも早く逃げようと焦ったせいで、堅い実を避けそこねて踏み付ける。
 また転びそうになった体を危ういところで持ち直すフェアを、しかしセイロンは手を貸すでもなくただ突っ立って見ているだけだ。
 動転したあまり考えなかったが、そういえば座ったままの自分へ手も差し出さずに眺めているなどという行為は、そもそもいつもの彼らしくない。
 冷静さを全てなくしてしまった頭でも、さすがにこれは少し様子が違うのだと思い当たった。
「あの……セイ、ロン?」
 龍人は無言のまま愛用の扇を広げ、何も書かれていないその赤い面へ視線を移した。
 彼がまだ御使いの頃、何を考えているのかわからないとよく言われていたが、フェアはそう思ったことはない。
 それどころかクセの強すぎるメンバーの中で、意外に熱血なところのある彼などは、比較的感情を読みやすい部類と思っていたほどだ。
「好奇心、か」
 小気味よい音を立てて、扇を閉じる。
 そしてゆっくりと、近付いて来た。
 わからない。
「……あの、」
 思わず後退って、凝りもせず三度び堅い実を踏み付ける。
 よろめいた体を、今度はセイロンの腕が素速く支えた。
「我が教えてやってもよいのだぞ?」
 わけがわからない。
 いや、わかる気はどこかでするが、あまりに胡散臭くていかがわしいから絶対にわかりたくない。
 こういう時は、ヘタに尋ねたりしない方がいいと決まっている。
 それなのについ口にしてしまったのは、今までになく近い距離から覗き込む赤い瞳に気を取られてしまったせいだ。
「なに、を?」
 セイロンはいつもからかう時そうするように目を細めて、これもまたいつもと同じ笑みを浮かべる。  
「無論、そなたの知りたがっておることをさ」
 ふざけた口調も普段通りだ。
 いつもと変わらない。
 それなのに、違和感がある。
「……まさか」
 ここまで言われて、その違和感が何か判断できないほど子供ではなかったが、敢えてできない子供の振りをしていたい。
「だって、セイロンがそんな、」
 だがわざと子供の振りなどすれば、彼の笑みが意味を変えるだろうと、半分くらいはどこかで予感していた。  
 目を開けたまま、唇が触れ合うのを感じる。
 ランプの不安定な灯りを受けて、鮮烈な赤が揺れている。
 生温かい舌が口内へ滑り込んでから、やっと目を閉じた。
 気持ちが悪いのは初めだけなのかと、ぼんやり思う。
 驚いている内に入って来た温もりは柔らかくて、今は翻弄されることがむしろ心地良いくらいだ。
 絡め取られる舌先が微かに甘い。
 体の奧がざわりと波立って熱が生まれる。
 生まれた熱に全ての感覚を書き換えられて、そのうち舌を絡める温もりだけでは物足りなくなってしまいそうだ。  
「……この続きを知りたいのではないのかね?」
 耳元に囁きを聞いても、目を開けることができない。
 続けて言われた言葉に身動きもできなくなって、フェアは解放された唇をただ震わせた。
 暖かな手が頬を幾度か撫で、その唇の形をなぞって離れる。
「もう転ばぬようにな。お休み、店主殿」
 ゆったりとした足音が遠ざかって、遠くから小さく扉の閉まった音がした。



 翌朝、もしかして何もなかったことになっていないかと期待して厨房を覗いたフェアは、散らばる堅い実から現実を思い知らされて重いため息をついた。
「なんとまあ、散々な有り様だな」
 それでも辛うじて叫び出さずに済んだのは、部屋を見たセイロンが驚いたからだ。
 わざとそんな演技をしたのか、それとも記憶よりもひどい状態だったからなのかは気になったが、まさに散々な有り様なのだ、そんな危険を冒してこれ以上の窮地に陥りたくない。
「ごめんなさい」
「なに、構わぬよ」
 本当は昨夜こんな風だったらよかった短い言葉を交わしてそれきり、二人は黙々と片付ける。
 そのうちに幼馴染みがやって来て、それからのセイロンの態度ときたら、あまりにも普段通りすぎてフェアにあれは悪夢だったのかと思わせた。
 転んで頭を打ちつけて、そのまましばらく寝ている間に見た夢かもしれないではないか。
 だいたい、自分の知っているセイロンという人物と、覚えている言葉とが全く結びも付かないほどにかけ離れきっている。
 もちろん行動もだが、それよりもあの言葉だ。
 あれが夢でないなら、彼は確かにこう言った。
 人の身では到底成し得ぬ悦楽を、我ならば存分に与えてやれるのだがな。
 声が違う。表情が違う。態度が違う。
 あんなにいかがわしくて退廃的で、陽の光の下で思い出したらまるっきり冗談としか思えないような言葉を思わせぶりに囁くのは、絶対にセイロンとは違う人物だ。
 今だってリシェルに奇声と言われたストラの呼吸で真面目に鍛練なんかしているのは、晴々と澄み渡る健全で健康的な精神の持ち主で、どう間違ってもそんな淫靡なことは言いそうにない男だ。
 目の前であの台詞を繰り返したら、汚らわしいことを言うなと一喝されそうだ。
 彼がそういった堅苦しいほどに礼儀正しい人物だという証拠として、だから男女が二人っきりでひとつ屋根の下に住んでいるというのに、誰もそういう心配をしていないのだ。
 噂話が好きなポムニットさんでさえ、恋の想像ひとつしてくれない。
 彼のあんな顔を知っていたら、ポムニットは絶対自分達を二人きりになんかしないだろう。
 見せてやりたい。
 見せてやりたいが、あんな顔を見るということはあんなことをするということで、あんなことをしているのを見られるのは嫌だが、彼が他の誰かにあんなことをするのはもっと嫌だ。  
 もちろんべつに嫉妬をしているわけではなく、彼の名誉のために。
「ねえ、今日の夜の部は休みにしちゃえば? パパにはうまく言っとくからさ」
 そう言ってくれたリシェルは、デートがうまくいかなかったから落ち込んでいるのだと思っている。
「ありがとう。でも、動いてれば気が紛れるしね」
「まあ、それならいいけど……」
 なんでも話してよね、と、表情が言っている。
 恋の悩みは母親よりも親友だと思うし、フェアとしてもできるものなら打ち明けたい。
 だが、そもそも昨夜何が起こったのかを人語で説明する自信がない。
 しかもそれによって今の自分がどんなことを考えてしまっているのかなんて、とてもではないが言葉にしただけでおかしくなってしまう気がする。
 そうなのだ。
 セイロンに襲われた、で、済むならまだよかった。
 問題は一方的に襲われたというよりも誘われたと表現した方が正しいような状況で、しかもそれが自分の夢かもしれず、そうなるとおかしいのは自分の頭だけになってしまうということだ。
 なんとか無事に夜の部を終えて、片付けをしながらフェアは何度も時計を確かめた。
 だめだ、もうあの声が頭から離れない。
 口付けと囁きと指先の感触で頭がいっぱいになる。
 ドキドキしていると無理矢理言えば言えなくもないが、求めていたのはこんな即物的で動物的で低俗なものではないのだ。
 その人の笑顔を見るだけで切なくなるとか何気ない仕種にときめくとか、もっと純粋で高尚なものであって、同じ動悸息切れ目眩もするし喉も渇くが、こんなのは全然違う。
 いっそ全くの無知だったらよかったのにと思えば、それなりの知識がなければ経営できない宿屋なんかを任せるテイラーさんまで憎くなる。
「じゃあ、また明日ね」
 無情に時は過ぎて、お茶を楽しんでいた三人が立ち上がる。
 少し前に、セイロンは自室へ引き揚げた。
 まだ御使いだった頃から彼はそうやってうまく線を引いていて、だから信頼されているのだ。
 あれが本性だとしたら、まさに完璧な手腕といえる。
 三人が帰って、家の中が静まり返った。
 しばらく食堂で様子を見たが、彼の部屋からは物音ひとつしない。
 このまま自室へ行ってしまえば、本当に何もなかったことになるだろう。
 そうは思っても動く気になれない。
 人の身では到底成し得ぬ悦楽を。
 また、あの言葉を思い出す。
 昼間はあんなに馬鹿らしく思えていたのに、こうして日が暮れてから思い浮かべると、急に鮮明で生々しく感じられてしまう。
 ランプの灯が揺らめいて、ここにはない強い色を思い出させる。
 我ならば存分に与えてやれるのだがな。
 体の奧で生まれた熱が背筋を駆け登って身を震わせる。
 そんな風に見たことは一度だってなかった彼の全てが、今は妖しい誘惑でしかない。
 このまま部屋へ戻っても眠れないまま朝が来て、明日になったらどんな彼を見たってきっとあの言葉が浮かんでしまうだろう。
 周りの皆が、彼本人でさえ何も意識しないのに、自分だけがずっとおかしなことを考え続けてしまう。  
 セイロンにはその気があるの、ないの?
 だいたいわたしはどうなの?
 わたしはセイロンと……。
 ああ、もうイヤ! どうって一体なにがどうだっていうの!
 急に腹が立ってきた。
 どうして今朝は謝ろうなどと思ったのだろう。
 心配してくれたわけでもないのだから、謝る必要などないではないか。  
 昨日だって何も悪いことはしていないのに、どうして怒られると思ったりしたのだろう。
 そうだ、彼に対して自分は何も悪いことをしていない。
 むしろされただけだ。
 そのせいで一日中変なことで頭がいっぱいになって、この先も一人だけずっといっぱいのままだなんて、冗談じゃない。



 二人しか暮らしていない家で、乱暴に足音を立てて近付いて、どうせ気配だって感じ取っているのだから遠慮なんかするだけ無駄だ。
 フェアは、思い切りよく扉を開けた。
「ふざけないでよ!」
 机に向かって本を読んでいたらしいセイロンは、さすがに一瞬何事かといった顔をする。
 それも無理はない勢いだと自分でも思ったが、ひとを散々悩ませておいてよくそんな顔ができたものだとも思ってさらに怒りが深まった。
「人をからかって、ひどいよっ! あんな変なこと言って!」
 立ち上がったセイロンは、あからさまにしまった、という表情になる。
「まさか、わたしが覚えてないとでも思ったの!?」
「ああ……いや、あれは、」
 すまぬ、と続ける衿の辺りを掴んで揺さ振る。
 正しくは、揺さ振ろうとしたが相手が動かないから、ある意味抱き合っているだけの格好だ。
「ほんとに夢にしちゃうつもりだったわけ!? それですむと思ってるの!?」
「そなたによかれと思ったのだが、すまないことをした」
「そうだよちっともよくなんかないよ! わたし、ずっと考えてておかしくなっちゃったじゃない!」
 言った途端、もう一度謝りかけたセイロンの口元が意味深な笑みの形に変わる。
「ほう……?」
 フェアを映す赤い瞳がすうっと細くなる。
 あの眼差しだ。
 後悔したが、もう遅い。
 弾かれたように飛び退いた後ろに、入って来たはずのドアがなかった。
 セイロンが後ろ手に鍵を掛けて、いつの間にか体の向きを変えられていたことに気付いたが、狭い部屋の中ではもう逃げ場がない。
 まるで手順通りだ。
 だいたい他には誰もいない家の中で、それも内側からの鍵をわざわざ掛けてみせるなんて、心理的に追い詰める以外に目的なんかあるわけがない。
「セ、セイロンって二重人格なんじゃないの!?」
「我は常と変わらぬよ。そなたがおかしくなっただけではないのか?」
 意地の悪い言葉。
 体が勝手に竦み上がって、言い返したいのに言葉が出ない。
 恋をしてみたかっただけ。
 精神的恋愛なんてそこまでの贅沢は言わないし、 興味がなかったとは言えない。
 ただそれはお菓子みたいな甘い言葉と一緒に、順を追って少しずつ知りたかったことで、体だけ先へ急かされるような気持ちになりたかったわけではないのだ。
 これは違う。
 だって、これではまるで好奇心だけみたいだ。
「……フェア」
 伸ばされた指先が頬に触れる。
 嫌だと言えばいいだけなのに、どうしても言えない。
 思わず目を閉じると、子供をなだめるように抱き込まれた。
「フェア」
 耳元で溜め息のように名前を呼んでいる。
「そなたは興味本位でも、我は真摯な想いなのだがな……」
 セイロンの考えていることは、少しもわからない。  
 どうしてそれを先に言ってくれないのだろう。
 今さらそんなことを言われたって、間違った順番はもう直せない。
 セイロン。
 呼ぼうとした声は口付けに飲み込まれる。
 この先を知ってしまったら、ただ恋をするだけの乙女にはもうなれない。
 こんなことを教える彼のせいなのに、なんだかやっぱり先に悪いことをしたのは自分の方だという気がして、それも自業自得かもしれないと、フェアは思った。
 




好きだと気が付く前にカラダから。
このフェアは恋を通り越していきなり愛になっちゃうんだと思います。
たまにはこんなのも。
2007.02.22 TALESCOPE